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耳鳴りの悩み

意外に治りにくい耳なり

耳鳴りと漢方

耳鳴りの症状は突然ジーンとなったきり収まらない、キーンと甲高い音が続くセミが鳴いているようとか、冷蔵庫の音のようなど人様々です。

また病院に行っても治らないとか、検査をしてもどこも悪くないとかで漢方薬局に相談に来られるケースの多い病気です。

漢方では耳鳴りは耳そのものの異常ではなく、体全体のバランスの崩れから起きるものと捉え解決していきます。


内臓の機能の衰え「虚の耳鳴り」

耳鳴りの原因のひとつには、内臓の機能が衰え、身体の活動に必要な基本物質「気・けつすい」が不足し、耳が正常に機能することができなくなることで、耳鳴りが起こると考えられています。

じんの衰えと耳鳴り

じんは生命エネルギーの源である精を蓄える働きがある一方耳はじんと密接な関係があり、じんの衰えが耳鳴りの原因の場合が多くあります。
じんの衰えの原因には、過労ストレス、病気の後遺症、飲食の不摂生、また加齢などがあります。

頭がふらついたり、寝つきが悪くなる、さらには腰がだるいなどの症状が伴う耳鳴りには,腎精の不足を補う地黄じおう山薬が含まれた漢方薬が良く効きます。

かんの乱れと耳鳴り

かんは、気・けつの流れや情緒、消化吸収などの機能を調節する働きがあります。
ストレスなどが原因でかんの機能が乱れ気滞きたい瘀血おけつが発生すると頭痛イライラ不眠便秘などを伴う強い耳鳴りが起きることがあります。

このようなタイプの耳鳴りには、「気」の乱れを正す柴胡さいこや血の流れをよくする当帰とうきの入った漢方薬が適しています。

関連症状

脾胃ひいの弱りと耳鳴り

こってりした食べ物や油物のとりすぎなどで、食生活が乱れ、脾胃ひいの機能を失調させたり、ストレスが脾胃ひいを傷つけたりします。
脾胃ひいの失調により、栄養の代謝が悪くなることで体の中に余分な熱が生まれ、それが災いすることで強い耳鳴りが起こり、耳がふさがったような感じになることがあります。

こうした耳鳴りには、胃の機能の働きを助ける陳皮ちんぴ生姜しょうきょうなどで構成された漢方薬が合います。


外邪がいじゃの侵入による「実の耳鳴り」

漢方では、外からの病原物質や熱のことをじゃと言い表します。こうした邪によって起きるのが実の耳鳴りです。耳の感覚が妨げられ激しい耳鳴りが起こります。強い悪寒頭痛耳のかゆみなどの症状を伴うことも多く中耳炎が起こることもあります。

このような実の耳鳴りには、熱を冷ます働きのある石膏せっこうや強壮効果の高い桔梗ききょうなどを用いた漢方薬が使われます。


耳鳴りはめまいや不眠を引き起こし日常生活に支障をきたすことも多くなります。辛抱できるとか、たかが耳鳴りと思わずしっかり治療していきましょう。

関連症状

万人向けのお薬ではなく、
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