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夏に多い痛み「湿痺」

カテゴリー:季節(夏)
2022.06.30
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特徴は、関節などの痛みがしつこく、また患部が腫れていて、重だるく痛みがあることです。

関節や骨が痛む…これらは漢方では 痺症 ( ひしょう ) と言います。
身体の中の気血などの流れがスムーズであることが「元気」であり、それらが滞っていることが「病気」と考えます。
痺症は、「 風邪 ( ふうじゃ ) 」や「 寒邪 かんじゃ 」そして「 湿邪 しつじゃ 」によってカラダに滞りが生じることによって痛みが起きると考えられています。

夏に多い痛みが、 湿邪 しつじゃ が起こす「 湿痺 しっぴ 」です。 湿痺 しっぴ の特徴は、関節などの痛みがしつこく、また患部が腫れていて、重だるく痛みがあることです。
汗をかいたあとに扇風機などの風に直接あたり湿が体内の侵入した時に起こりやすくなります。
こうした痛みには、体表の湿を乾かす 麻黄 まおう や余分な水を除くヨクイニンなど、バランスを整え、滞りを解消するための生薬で構成された漢方薬が効果的です。

またクーラーなどによって身体が冷やされ特に腰に痛みを感じた時などは余分な湿を取り除く 茯苓 ぶくりょう 白朮 びゃくじゅつ などが 湿邪 しつじゃ を流してくれます。

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