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暑中お見舞い申し上げます

カテゴリー:季節(夏)
2018.07.06
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暑気が増し、暦の上では小暑しょうしょと言いながらも早くも真夏日が続いております。涼しげな蓮の花も咲き始めます。蓮の花は朝早くに開花し、昼を過ぎると閉じてしまいます。スイレン科の多年草。根茎は、晩秋に肥厚して蓮根となります。

花が咲いた後花托が肥大して蜂の巣のようになり穴に種子ができます。これを連肉れんにくといい、漢方薬にも用いられます。連肉れんにくには安神あんしん健脾けんぴ作用が有ります。

蓮の葉は撥水作用が強く、ロータス効果と言われ泥の中でも汚れにくいのです。蓮の葉を傘代わりにした蛙のイラストを時々見かけますね。叉蓮の葉は荷葉かようと呼ばれ、健康茶のように飲まれる方もいます。楊貴妃も愛用していたとか……。その他に蒸し物を作る時に食材を包んだりと、用途は色々です。


ユリの花も香り高く咲き誇る季節です。ゆり根は和食では御馴染みですが、生薬名は百合ひゃくごう。鱗茎の鱗片です。養陰よういん滋肺じはい止咳しがい薬、清心せいしん安神あんしんとして用いられます。


夏三月は素問そもんには蕃秀ばんしゅうといいます。陽気ようきは盛んにして極まり、万物は皆茂り秀でます。夏は火と土がおうじます。怒ればかん木の気は逆上※1して、土を破る※2といわれております。怒りを慎み、夏の時の長を養う道に応じましょう。

夏は極熱で、万物は損傷されやすいので、飲食を慎んで、脾胃ひいを養うようにしましょう。胡瓜や西瓜等を少し摂り熱を解し、快く過ごしましょう。但し、夏は伏陰ふくいん内にありといい、臓腑は却って冷えるときなので、冷物の食べ過ぎにはくれぐれもご注意下さい。古代から伝わる素晴らしい薬食同源の知恵を活かして快適な夏をお過ごし下さい。

関連症状

※1:木には樹木のように柔軟、生長、伸長という要素が有り、漢方医学の五臓六腑ではかん、胆が木に属します。
※2:土は大地のように物を生み出したり、受け入れたりする要素が有り、五臓六腑では、胃が土に属します。五行説ごぎょうせつでは木が土を剋します

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漢方とは 漢方は患部をピンポイントで治療する西洋医学とは異なり、体全体をみて不調になっている原因を根本から治す東洋に根ざした医学です。

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当薬局では「煎じ薬」と「生薬」にこだわりを持っています。「生薬」とは漢方薬のもととなっている薬草のことです。「煎じ薬」は生薬をそのまま煮出したものを指します。