新茶養生
カテゴリー季節(夏)
投稿日2017.07.18


夏も近づく八十八夜を過ぎた頃、新茶を頂きました。70度位にお湯を冷まし40秒間浸し、ゆっくり茶葉を回す様にティーポットを揺らし注いだところ、きれいなフレッシュグリーン、癒されますね。
何より新茶ならではのさわやかな香り、甘味、ほのかな苦味が、夏をひかえ、気持ちを新たにしてくれます。
摘んだばかりの香り高い新茶を飲むことは無病息災の薬効があると話しながら、父がうれしそうに新茶を飲んでいたことを思い出します。
調べてみますと鎌倉時代に日本に伝えられたお茶は、栄西により「喫茶養生記」のなかで諸病の治療の薬効が記されていたとのこと。昔、お茶は薬だったのですね。
湿気と熱気の高まる季節の変わり目、身体を労わる効果も期待し、しばらくコーヒーからお茶に切り替えようかなと。
食べるものには、食養生という言葉があります。私はお茶の味を楽しむとともに、これからは「喫茶養生」もしてみようと思います。