true

混雑緩和のため、来店時の事前予約をお願いしております

相談無料、一度お問い合わせください

混雑緩和のため、来店時の事前予約をお願いしております

冷えについて

「冷え症」と「冷え性」

冷えは、「冷えという病気であり「冷えという体質の問題でもあります。

冷えは いくら厚着をしても寒くてたまらない。手足が冷たく夜も眠れないだけでなく、体の冷えが別の病気を引き起こすのが厄介なところです。漢方で根本治療に取り組みましょう。

漢方では、おもに3つの原因からおきる症状と考えられています。


陽気 ようき 不足

もともとの体質や病気などが原因で、 陽気 ようき (身体の中から温める力)が弱まり、 外邪 がいじゃ である冷えがからだの中に侵入しやすい状態の場合、 陽気 ようき を補うことと、 寒邪 かんじゃ を追い払うことを同時にする必要があります。

そのためには 人参 にんじん 当帰 とうき 陳皮 ちんぴ の入った漢方薬が用いられます。
また手足の冷えが強い場合は、 附子 ぶし 乾姜 かんきょう の入った漢方薬が使われることもあります。

陽気 ようき の詰まり

陽気 ようき そのものはあるのに、ストレスや熱の邪などで流れが悪くなり、体のすみずみまで 陽気 ようき が行き渡らずに手や足が冷えてしまうことを言います。

この場合停滞している 陽気 ようき の流れを良くする 柴胡 さいこ 枳実 きじつ などが配合された漢方薬が利用されます。

血虚受寒 けっきょじゅかん

その人の体質により、もともと 血虚 けっきょ (栄養素である が足りない状態)であると、 けつ の温養機能が弱くなることで『 寒邪 かんじゃ 』が手足にいすわり、手足が極端に冷たくなります。
この場合、まずは を増やし、そのパワーで寒さ( 寒邪 かんじゃ )を追い出す必要があります。

を増やす生薬としては 当帰 とうき 黄耆 おうぎ 竜眼肉 りゅうがんにく などが有名で、補血を行い、身体を芯から温めます。
この他、血流を改善し身体を温める生薬として 紅花 こうか を用いることもあります。

このように冷えは病気であり体質の問題でもあり、原因を見極め、正しい漢方薬を使うことが重要です。また冷えは寒い冬だけでなく夏の冷房で起きたり、体そのものを冷やす食事の取りすぎといった生活習慣から起きるものがあります。

原因をしっかり見極め、万病の原因となる冷えを克服しましょう。

関連症状

小林盛大堂のこだわり

漢方へのこだわり

漢方は患部をピンポイントで治療する西洋医学とは異なり、体全体をみて不調になっている原因を根本から治す東洋に根ざした医学です。

漢方相談へのこだわり

症状をしっかり把握し、お薬をしっかり見極めるので、カウンセリングで“約1時間”頂戴します。じっくりと時間をかけてお話したいので、まずはご来店予約をお願いします。

煎じ薬へのこだわり

当薬局では「煎じ薬」と「生薬」にこだわりを持っています。「生薬」とは漢方薬のもととなっている薬草のことです。「煎じ薬」は生薬をそのまま煮出したものを指します。